「香」エリアでは、小松の九谷焼作家35名が絵付した花器に、小松イ草を生けて展示いたします。
小松では江戸時代からイ草生産が盛んになり、伝統産業の一つとなりました。
昭和30年代には小松に1400軒もの農家がいたそうです。
しかし、生活様式の変化や度重なる豪雪などの多様な要因が重なり、現在小松イ草の栽培農家は、白江町の宮本農産１軒のみとなりましたが、小松イ草を次の時代へと繋げるために戦い続けています。
今回は宮本農産さんご協力の元、ふんだんにイ草を用意。
ぜひイ草と九谷焼で作る空間をお楽しみください。
こまつKUTANI未来のカタチ 体感イベント in セラボクタニ【2023年3月2日(木)〜3月27日(月) 】
イ草とは
イ草は、漢字で「藺草」と書きます。単子葉植物イグサ科の植物で、別名「トウシンソウ」（燈芯草）とも言い、畳の表部分を作るとき...
イ草の原産地はインドであり、シルクロードから朝鮮半島を経て日本に伝わったとされています。
日本のイ草の歴史は1300年と言われていま...