「ココロのカタチ」の展示会場でもあるセラボ、『九谷セラミック・ラボラトリー(通称:CERABO KUTANI)』は製土工場・ギャラリー・体験工房・レンタル工房・外土間を兼ね揃えた、複合型の九谷焼文化施設です。
令和の新しい時代を迎える年、小松市が誇る”石文化”の可能性を探求し、進化を続ける九谷焼の”美”と”技”を体感する場として誕生しました。
九谷焼づくりに欠かせない磁器土を60年以上に渡って製造する製土工場が施設内にて稼働。
花坂陶石の粉砕から陶土が完成するまで、質の高い磁器土を製造する工程を間近で見学することができます。
趣深い空間に位置するギャラリースペースでは、九谷焼の製造工程を学ぶことができる常設の展示や、新進気鋭の作家たちによる期間限定の作品展示を随時開催。
その場で気に入った作品を購入して、九谷焼の未来を担う現代作家を直接支援することもできます。
30人規模で利用可能な体験工房では、ろくろ体験や手びねりでの成形体験、絵付け体験など様々な体験メニュー(一部要予約制)を用意。
専門のスタッフによる指導もあるので、どなたでも安心して参加することができます。
若手作家の育成を目的に作られたレンタル工房では、新しい九谷焼の文化を担っていく様子を見学することができます。
雄大な自然の景色と田園風景に囲まれた外土間では、来館者の憩いの場として賑わいと繋がりを生む空間を提供いたします。