PICK UP
01
国内イ草栽培の北限である550年続く小松のイ草。
イ草の自然な香りに満たされた空間で、
小松の九谷焼作家35名が絵付した花器を鑑賞し、
自分のココロが欲する花器を見つける。
イ草は、漢字で「藺草」と書きます。
単子葉植物イグサ科の植物で、別名「トウシンソウ」(燈芯草)とも言い、畳の表部分を作るときに使います。
標準的な和名は「イ(藺)」で、もっとも短い和名としても知られています。
イ草の芳香成分の約20%を占める「フィトンチッド」は、樹木などが持つ芳香成分と殺菌成分を持った揮発性の物質です。
森林浴ではフィトンチッドに接する事で健康だけでなく癒やしや安らぎ効果を得ます。
合わせて、他の芳香成分を保香して引き立て、リラックス効果も持つ芳香成分「ジヒドロアクチニジオリド」が約10%(紅茶に含まれる成分と同じ)、バニラエッセンスの原料として知られる「バニリン」を約6%含みます。
イ草の香りに感じる心地よさは科学的にも証明されているのです。